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間食は悪なのか。間食で栄養は摂れる?

仕事中に空腹を感じると集中力が低下して効率が落ちる。

 

そう考えて仕事中の間食を容認している仕事場は多いかもしれません。

 

かたや間食の摂りすぎが肥満や糖尿病などの生活習慣病の一因となっているケースもあるでしょう。

 

職場での間食についてどのように考えればよいのでしょうか。

 

【間食の栄養】

 

主食と言われる朝、昼、晩の食事以外に摂る軽い飲食を一般的に間食と呼んでいます。

 

1日の総摂取カロリー量や必要な栄養成分を考えたとき、主食の三食でそれらを十分にカバーできている人がほとんどではないでしょうか。

 

カロリーに関してはどちらかと言うと多く摂取しすぎてなんとかしたいと悩んでいるヒトは多く、食事の内容にさえ気を配ることが出来れば、通常の食事だけでエネルギーや栄養が足りなくなるという事態は起こりにくいでしょう。

 

しかし中にはもともと食が細く十分な食事量を摂取できない方や、仕事が忙しく食事にまとまった時間を摂りにくい方など、日常の食事で十分な栄養やカロリーを摂取できない方もいらっしゃいます。

 

そういった場合には不足分の栄養やエネルギーをどこかで補給しなければ、何らかの形で体に悪い影響を及ぼす可能性があります。間食として不足分を摂取することは必要でしょう。

 

【間食が問題となるケースとは?】

 

主食となる三食が思うように摂れない場合は間食が必要となるのですが、そんな間食が問題となるのはどのようなケースなのでしょうか。

 

多くの人は「主食で十分な栄養が摂れていないから」間食をしているのでしょうか?

 

ほとんどの人が間食を摂るのは「ただ単にお腹が空いたから」「お腹が空いて仕事に集中できないから」などといった理由からではないですか?

 

間食のカロリーや栄養について主食とのバランスを考慮している人はどれぐらいいるでしょう。

 

十分な食事量を摂っているにもかかわらず、習慣的に間食を摂る癖がついている人は摂取カロリーが必要量をオーバーしているかもしれません。

 

間食でよく食べられるスナックやチョコレートなどは、思ったよりも高カロリーなものが多いです。

 

食感の軽いスナック類は無意識に次々と口に入れやすく、気がつけば一袋なくなっていましたなんてこともよくあるのでは?

 

栄養面ではスナックや焼き菓子、ケーキ類、チョコレート類などは糖や脂質を多く含むものがほとんどで、過剰に摂取することで体脂肪が増加する原因となりやすいでしょう。

 

脳へのエネルギー供給という側面から糖の摂取は有効に感じるかもしれませんが、スナックや菓子類での慢性的な間食の摂取はかえって軽い依存を引き起こし、間食の摂取なしには集中力が保てなくなるといった弊害が出る恐れもあります。

 

中には間食で摂取するカロリーが多くなりすぎて、メインである食事の量が不十分になり、必要な栄養が摂れなくなってしまうようなケースも存在します。

 

【間食が止められない原因】

そんなに言うなら間食なんてやめてしまえばいいのに。

 

確かに栄養のバランのとれた食事を十分な量食べていれば間食は必要ありません。

 

それでも間食がやめられないという人が多いのはなぜなのでしょう。

 

一つには「習慣化」があげられます。

 

昼過ぎから夕方にかけてデスクワークをしていると、ついつい脇に置いてあるお菓子に手が伸びてしまう。外回りがひと段落つくと甘いものが欲しくなって、ほとんど毎日何か口に入れている。

 

特に空腹を感じていなくとも、長年の習慣で間食を摂ることが当たり前になり、間食がないと物足りなく感じてしまう、といったことが考えられます。

 

また、残業などで仕事が長引くことが多くなると、昼食をとってから夕食までに時間が長く空いてしまうことも多くなります。

 

そうなると血液中の糖濃度は下がり、空になった胃は収縮して空腹を感じるようになります。

 

ある程度規則正しい食習慣が身についていれば、食間にそれほど極端な空腹を感じることはないのですが、日頃からいつ食事がとれるかわからないような状態であったり、食事と食事の間が大きく空いて、その間に間食を摂る習慣がついてしまっている場合、食べられない間の空腹感が強くなる傾向にあるようです。

 

【職場での間食をどう考えるか】

 

食生活や間食の摂り方は基本的に各個人の意識の問題ですが、組織として何かできることはあるでしょうか。

 

そもそも残業などもあまりなく、きちんとした食習慣を作ることができるのであれば基本的に間食の必要はありません。

 

そういった職場であればむやみに間食を摂ることのできない環境を作ればよいでしょう。

 

食事以外の職場での間食を禁止すればよいのです。こまめな水分の補給は身体にとって良い影響を与えることが多いですので飲料は許可してもよいでしょう。

 

残業や仕事の性質上、規則的な食事時間を確保しにくい場合は、エネルギー確保のために間食を避けられないこともあるでしょう。

 

特に昼食後、仕事が長時間続き夕食までの時間が長くなってしまう場合、あまりに空腹の状態を長く続けることで次の食事量が極端に多くなってしまったり、飢餓を感じた体が体脂肪の蓄積を増大させたりすることも考えられます。

 

胃腸への負担や睡眠への影響も考えると、うまく間食を摂ったほうが身体への負担は少なくなるでしょう。

 

極端な血糖値の低下は脳の働きを鈍化させ、集中力は低下、結果的に仕事の効率や質を落としてしまうことにもなりかねません。

 

そんなときは間食の内容を工夫しましょう。

 

下がってしまった血糖値を一時的に上げ、集中力を持続させ、疲労感を緩和するためには糖質を摂取するのが効果的です。

だからといってむやみやたらに甘いものを食べればいい、というわけではありません。

 

血糖値の上昇は糖の摂取から20分ほどかかるといわれています。

 

短時間についつい量が増えてしまいがちなスナック菓子やチョコレート、クッキーなどは避けたほうが良いでしょう。

 

それらの菓子類は糖と同時に脂質も多く含むことが多いので栄養面でもお勧めしません。

 

少しつまんで血糖値を一時的に上げたいのであれば、少量でも食べるのに時間のかかる飴玉やガムなどを食べてはいかがでしょうか?

 

会社側で常備しておいて「それなら食べてもいいですよ」としてしまうのもいいかもしれません。

 

あまりにも遅くなるようでしたら、いっそのこと夕食の時間をちゃんと設けて栄養面のバランスも考えたきちんとした食事を合間に入れるべきです。

 

そのほうが集中力も持続し、長期的に健康に対する悪影響も少なくて済むでしょう。

 

ただしそのような長時間の労働を強いられる状況が長く続くことは決して良いとは言えません。

 

従業員の健康のために食事と間食の関係を考えることは、職場の環境と仕事の質の向上につながっていると言えるのではないでしょうか。

 

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