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皮下脂肪と内臓脂肪…何が違うの?

最近の健康診断では痩せるように指導を受けるようになったし、見た目にも太ってきた。

 

何となく疲れやすくなったような気がして仕事にも支障がでているのかも…。

 

ダイエットで減らしたいものといえば「脂肪」ですよね。

 

体内に蓄積された脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」があるという話は聞いたことあるかもしれません。

 

でもそれらにどのような違いがあるのでしょうか?

 

【皮下脂肪と内臓脂肪は違うものなの?】

皮下脂肪と内臓脂肪、どちらも脂肪組織であることには変わりありません。

 

存在している場所が皮膚の下なのか腹部内臓の周辺なのかの違いがあるだけで、解剖学的な構造は同じものです。

 

皮下脂肪は皮膚の下、体表面に近い部分にあるので、その存在は確認しやすく外から指でつまむこともできます。

 

それに対し内臓脂肪は身体の内部にある内臓のまわりについています。

CTなどを使えば身体の内部にどれくらいの脂肪が蓄積されているかを視覚化することは可能ですが、外から直接確認することは難しいでしょう。

 

筋肉量やホルモンの関係などから男性は内臓脂肪が、女性は皮下脂肪が蓄積しやすい傾向にあるといわれています。

 

そしてこの2種類の脂肪は、解剖学的には同じ構造の脂肪組織だとしても、生理学的な側面から見ると、実はその働きや体に与える影響には違いがあるのです。

 

どういった違いがあるんでしょうか。

 

【皮下脂肪】

80104328 – women pulls the belly skin showing fat in the abdomen and flanks. treatment and disposal of excess weight, the deposition of subcutaneous fat tissue.

皮膚下に蓄積される皮下脂肪は、脂肪本来のエネルギー貯蔵としての役割以外に、外からの衝撃に対してクッションの役割を果たしたり、体内の温度が外の気温からの影響を受けにくくするための断熱材の役割を果たしたりしています。

 

内臓脂肪に比べると生活習慣病などの原因になりにくく、内科的に健康を害する直接的な要因とはいえません。

 

だからといっていくらでもため込んでよいものでもありません。

 

皮下脂肪の増加は体重の増加につながり、筋肉や関節にかかる負担を大きくします。

 

慢性的な肩こりや腰痛を引き起こしたり、整形外科的な障害(変形性関節症など)の原因となったりしかねません。

 

そこまでいかなくとも疲労感や倦怠感は感じやすくなるでしょう。

 

それ以外に見た目の問題として、あまりに多い皮下脂肪は敬遠される傾向にあるのではないでしょうか。

 

【内臓脂肪】

皮下脂肪に比べてより深刻な問題を引き起こしやすいのはこの内臓脂肪だといわれています。

 

内臓の周辺につく脂肪ですので外から見て確認することは難しいですが、それほど太って見えないのに体脂肪率が多い場合や、お腹が出っ張っているのにお腹まわりのお肉を指でつまみにくいような場合は内臓脂肪が多くなっている可能性が高いと思われます。

 

内臓脂肪の蓄積はメタボリックシンドロームをはじめ、生活習慣病のリスクを上げるといわれています。

 

糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病は最終的に脳梗塞や心筋梗塞などの命にかかわる病気につながりやすく、出来るだけ早期にその芽を摘んでおかなければなりません。

 

近年の研究で脂肪細胞からはアディポサイトカインといわれる生理活性物質が分泌されることがわかっています。

 

このアディポサイトカインには善玉と悪玉があり、アディポネクチンに代表される善玉物質はインスリン抵抗性を改善したり、動脈硬化が起こりにくくする働きがあるのに対し、PAI-1やTNF-αなどの悪玉物質はその逆で、インスリンに対する感受性を下げたり血栓をできやすくするといった作用を持ちます。

 

内臓脂肪の蓄積はこれらのバランスを崩し、悪玉を増やして善玉を減らします。

 

その結果、身体は生活習慣病を引き起こしやすくなり、動脈硬化などの症状が発生する確率が上昇してしまいます。

 

もちろん皮下脂肪も構造上は同じ脂肪組織ですのでアディポサイトカインを分泌するのですが、脂肪細胞の大きさと役割の違いから内臓脂肪に比べてその分泌量は少ないとされています。

 

【脂肪を減らすには】


皮下脂肪に比べて内臓脂肪のほうが身体に悪い影響を及ぼすのですが、比較的減らすことは簡単だといわれています。

 

胃腸や肝臓などの内臓に近い内臓脂肪は代謝活動が活発に行われており、食べ過ぎなどで増えるのも早いのですが、その分食事制限や運動などで消費されやすくなっています。

 

それに比べて皮下脂肪は、長期間エネルギーを余らせた状態を続けることによって少しずつ皮膚下に蓄積され、なかなか消費されにくいといった特徴があります。

 

とはいえどちらも構造上は同じ脂肪組織ですから減らすための作業は同じです。

 

エネルギー不足の状況を作り出し、その不足分を体内に蓄えられている脂肪を分解、燃焼することで補わせるしかありません。

 

食事を制限して運動を取り入れる。

カロリー収支をマイナスにするにはこの方法しかないのです。

 

まずは体にとって良くないタイプの内臓脂肪から減らし、無理なく長期間ダイエットを続けることによって皮下脂肪を徐々に減らしていきましょう。

 

焦って無理をしても短期間で脂肪だけが大量に減ることはありません。

 

極端なダイエットは筋肉量の減少も多くなり、かえって脂肪を減らす効果を妨げてしまいます。

 

できるだけ正確に摂取カロリーの数値を把握し、食事における栄養素もコントロールしたうえで、筋肉や心肺機能に対して効果的な刺激を与えるトレーニングを加えることが結果的に最も早く脂肪を減らすことにつながります。

 

細かなプログラミングやスケジュールの作成はトレーナーなどの専門家に相談するのが手っ取り早いでしょう。

 

簡単でお手軽な方法ではないかもしれませんが、今のところ確実に結果が出る方法はこれしかないでしょう。

 

 

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